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[労働経済]知的障害者の正社員割合、37.3%に減少(厚労省調査)

 厚生労働省は13日、2008年度障害者雇用実態調査の結果を公表しました。それによると、非正規雇用が多い短時間労働者の割合が増える一方、正社員の割合は知的障害者で37.3%と、2003年度の前回調査に比べ13.3ポイントも減少しました。 同調査は5年に1度実施されているもので、今回は従業員5人以上の7500事業所を対象にし、5511事業所と従業員1万4382人から回答を得たということです。

 週20時間以上30時間未満で働く短時間労働者の割合は、身体障害者14.7%(前回比6.7ポイント増)、知的障害者13.2%(同10.4ポイント増)、精神障害者24.8%(同20.4ポイント増)で、障害者区分にかかわらず前回調査よりも増加しています。
一方、正社員の割合は、身体障害者で64.4%と4.1ポイント減り、精神障害者でも46.7%と1.5ポイント減少しています。精神障害者を中心に働く機会は増えているが、雇用の状態は不安定化している様子が浮かびました。

 なお、個人調査で、将来への不安について「ある」と答えた割合は53.3~83.3%(複数回答)に達しています。

 詳細は厚生労働省HPでご確認下さい。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002fxj.html

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