[労働経済]女性雇用率で公契約入札優遇=内閣府
内閣府は15日、公契約入札の際に、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を図り、女性の雇用促進や労働時間短縮を進めることに熱心な企業を優遇する制度を導入すると発表しました。
第1弾として、2010年度に内閣府が実施するワークライフバランスに関する調査の委託先の選定の際に導入されます。
今後、施設修繕や物品調達などでも適用を検討することとしており、企業が育児などをしやすい環境を整えるよう後押しするのが狙いです。
会合に参加した福島担当相は「女性の活用やワークライフバランスに取り組むことが企業にとってメリットになる。政府全体に波及するよう期待している。」と述べました。