[年金・医療]社会保障給付費 過去最高
国立社会保障・人口問題研究所は平成23年10月28日、2009年度の年金、医療、介護などの社会保障給付費が前年度比6.1%増の99兆8507億円で、過去最高になったと発表しました。
08年秋のリーマンショックで失業手当の給付が増えたことや、年金受給者の増加が影響し、伸び率も95年度の7.0%以来の高い水準となりました。
給付費のうち、年金が51.8%、保健医療が30.9%を占めており、また、国民1人当たりの給付費は前年度比6.3%増の78万3100円となりました。国民所得に占める割合は同2.7ポイント増の29.4%でした。