[労働経済]生活保護受給者 過去最多に
厚生労働省は9日、全国の生活保護受給者が7月末現在で205万495人になったと発表しました。
ひと月前の6月末現在より8903人増え、これまで最も受給者が多かった1951年度の204万6646人(月平均)を3000人以上上回り、過去最多となりました。
受給者数は96年度以降、景気低迷などを背景に増加傾向が続いており、今年3月末には、1952年度以来、59年ぶりに200万人を超えました。昨年7月末現在と比較すると1年間で12万6597人も増え、毎月ほぼ1万人のペースで増え続けています。