[労働経済]ハローワーク求人 1.74%は最低賃金下回る
全国青年大集会実行委員会は27日、ハローワークがインターネットで公開している正社員求人の賃金調査した結果、最低賃金をもとに計算した月収を下回る賃金の仕事が1.74%あったと発表しました。
現在、若年者3人に1人が非正規雇用労働者となっていますが、正社員でも最低賃金のレベルの雇用実態であることが、今回の調査で明らかになりました。
調査は全労連青年部などが、ネット公開された求人について「資格を持たず、正社員を希望する22歳、男性」の条件で検索したものです。全国で20万2305件の求人があり、3516件が平均最低月給である12万3919円を下回りました。就業日が週4日であるなど労働時間が短いなどで最低賃金以下となるケースがあるとみられます。