[年金・医療]医療費窓口負担、70〜74歳は2割に上げ 厚労省検討 13年度から段階的に 1割に軽減の特例解除
厚生労働省は2日、70~74歳が病院の窓口で支払う医療費の負担割合を現行の原則1割から2割に引き上げる方向で検討に入りました。2013年度以降に70歳になる人から順次適用する考えで、13年度時点で71歳以上の人は1割のまま据え置くといいます。70〜74歳の窓口負担は法律上は原則2割ですが、高齢者の反発に配慮した政府の特例措置で08年度以降、1割としていました。高齢化の影響で医療費は増え続ける見通で、特例の解除は高齢者にも応分の負担をしてもらう方向だそうです。これにより、現行、70歳〜74歳の「1割に軽減」特例が解除されることになります。