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[労働法]平成22年度パートタイム労働法および育児・介護休業法の施行状況等について

■平成22年度のパートタイム労働法の施行状況について
1平成22年度のパートタイム労働法施行状況を取りまとめました。
【法施行状況のポイント】
・相談件数は約6千3百件であり、事業主からの相談が最多となっている。
・相談内容のうち、指針関係及びその他を除いて、最も多いものは「通常の労働者への転換推進措置」に関するものであり、次いで、「労働条件の文書交付等」、「差別的取扱いの禁止」、「賃金の均衡待遇」に関するものが多くなっている。
・都道府県労働局雇用均等室による是正指導件数は約2万6千件であり、「通常の労働者への転換推進措置」に関するものが多い。
2 パートタイム労働対策の見直しの検討について
 平成23年2月3日から、「今後のパートタイム労働対策に関する研究会」を開催しています。パートタイム労働法の施行状況等を踏まえ、パートタイム労働法の見直しの検討を進めています。

■平成22年度の各都道府県労働局雇用均等室における育児・介護休業法の施行状況をとりまとめましたので公表いたします。
【法施行状況ポイント】
○育児・介護休業法に関する相談は約14万3千件。平成22年6月30日より改正育児・介護休業法が施行されたことから、平成21年度より約7万件増加し、ほぼ2倍の件数となった。
○都道府県労働局長による紛争解決援助の申立受理件数は275件で、前年度(平成21年9月30日〜)より168件増加。そのうち援助の結果、昨年度中に218件が解決している。
○平成22年4月1日からスタートした両立支援調停会議による調停の申請受理件数は21件。
○都道府県労働局雇用均等室における指導件数は約2万7千件。

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