[労働経済]女性の育児休暇取得率、2年連続低下―厚生労働省
15日、厚生労働省発表の2010年度の雇用均等基本調査によれば、女性が育児休業を取得した割合は前年度を1.9ポイント下回って83.7%で、2年連続で低下しました。男性の取得率も前年度を0.34ポイント下回って1.38%となりました。
実際の育休取得期間をたずねると、女性は1年前後の休みを取得するのに対し、男性は数日にとどまりました。女性で最も多かった育休期間は「10カ月〜12カ月未満」で32.4%、次いで「12カ月〜18カ月未満」が24.7%でした。一方で男性は「5日未満」が最多の35.1%で、続いて「5日〜2週間未満」が28.9%でした。