[労働法]工場長を書類送検、労働安全衛生法違反の疑い―伊賀労基署
2011年8月15日、伊賀労働基準監督署は伊賀市西明寺の株式会社大栄工業の工場長(37)を労働安全衛生法違反の疑いで、津地方検察庁伊賀支部に書類送検したことを発表しました。
発表によれば、今年2月23日、同市真泥の三谷工場内で40代の男性作業員がショベルカーにひかれ、死亡する労働災害が発生しました。
伊賀労基署ではこの労働災害発生時に、工場長が誘導者を配置せず、ショベルカーの走行経路上に男性作業員を立ち入らせ、労働災害の防止に必要な措置を講じなかった疑いがあるとしています。工場長は容疑を認めているとのことです。