[年金・医療]70〜74歳の医療費、窓口2割負担を検討
厚生労働省は、70〜74歳の医療費について、特例で1割に据え置かれている窓口負担を本来の2割に引き上げる検討を再開します。26日に社会保障審議会医療保険部会で案を示し、議論します。
医療費の窓口負担は現在、69歳以下が3割(乳幼児は2割)、70歳以上は1割(現役並みの所得がある人は3割)になっています。厚労省の案は、新たに70歳になる人から順次2割負担を適用し、5年かけて完全に移行する内容です。75歳以上は従来通り1割となります。2013年度から実施したい考えです。